TOEICにはどんな試験があるのでしょうか

キャリアアップのため、あるいは就職に有利だと聞いて、はたまた海外赴任を目指してTOEICをはじめて受けてみる人たちがいると思います。そんな人たちにとってもっとも不安なのが、「いったいどんな試験なのだろう」ということでしょう。英語に多少自信があっても、英検のような面と向かってのインタビューが苦手だという人もいれば、話せるけれど文法はからっきし、という人もいるはずです。自分の強みと弱点を把握したうえで、TOEICがどんな試験で何を求められるのか知っていれば的確な対策をとることができます。工夫次第で点数を大きく伸ばすことも出来、一度獲得した点数はその後数年資格代わりに使えてさまざまな場面で役に立ってくれます。どんな試験なのか詳しく見ていきましょう。

最初の関門、大量のリスニング問題

TOEICは大きく分けて前半のリスニング問題と、後半のリーディング問題とに分かれます。すべてマークシート形式で四択のどれかを塗りつぶしていく解答形式となります。マークシートは小さいため、あまり太い鉛筆でないほうが良いでしょう。またよく消える消しゴムも備えたほうが焦らずに済みます。前半のリスニング問題は全部で45分、100問が出題されます。入学試験などとは違う大量の出題ですから、まずはこれに戸惑わずにこなせるかどうかが点数を左右する大きなポイントです。聞き取れない問題があってもいちいち気にせず、すぐに次の問題へと頭を切り替えていかないと追いつきません。英語は文頭に一番重要な情報が出てきますから、常に問題放送の出鼻を聞き逃さないよう、しっかりと集中して臨みましょう。

後半の時間配分がカギとなるリーディング問題

前半のリスニングが終わっても、気を抜くわけにはいきません。休む間もなくリーディング問題に入っていきます。全75分で前半と同じ100問を解くことになりますが、リーディング問題の最後は非常に長い長文読解が出題されるため、1問あたりにかかる時間はリスニングの何倍にもなってしまいます。そのため、時間配分を考えて、最後の部分に時間を残しておかないと全部を解ききることができません。リーディングの最初のほうは比較的さっと答えられる文法問題や短い読解が出題されるため、ここをなるべく立ち止まらずに突破することが最重要ポイントとなります。TOEICはスピーキングやライティングを求められないため、高得点を取るにはひたすらに「早く、正確な」リーディング能力が求められます。この辺りの対策をしっかりと講じておきましょう。